易学者 菱田幸雄

菱田易学

西暦2000年、菱田易学は創学百年を迎えます。
菱田易学の歩を繙けば、祖父正一が二十歳(明治三十五年)にして、独学で自然の力を人間の営みうまく組み入れる方法、すなわち今日の菱田易学の源を編み出したのであります。

人と接するにあたって正一は、人それぞれ生れもった星に照らし合わせながら、その人の性格を読み、生きてきた生活環境の実相についてじっくり話を聞き、各人納得のいく明確な指示を出すようにしていました。
時には、訪れる人の我儘、勝手さを厳しく叱ることもありました。が、一貫して祖父正一は、常に温和で、悩み多い人びとの心の痛みをよく理解する優しい性格の持主でした。師として親われた由縁でありましょう。

私が菱田易学を継承したのは、数え年三十九歳、昭和五十五年でありました。
それまで折にふれて菱田易学に学ぶことの多かった私でありますが、直接教導を得る事一年、私の背後に座し、私の在り様をつぶさに観察、不行届きがあれば厳しく正した祖父正一、翌五十六年十月九日満九十九歳の長寿を全うし他界しました。
以来、わが師正一の心を心とし、易学の真髄の一端を今日に伝えているのであります。

菱田幸雄宗家プロフィール
菱田幸雄昭和十六年五月三十一日
岐阜県海津郡平田町西島にて生をあすかる。
ものごころついた頃から菱田易学の開祖・菱田正一翁のヒザの上で遊びながら易学に慣れ親しむ。
昭和40年4月 愛知大学 
法経学部 法学科 卒業

菱田易学の歴史

初代 菱田正一
紀元前600年頃、周の時代に確立された周易を元に統計学を主に用いて九星方位学等々あらゆる学問の中から何が一番人間にとって自然界の力を生む事が出来るかを、研究して明治35年に完成。
家相等々診断、人生相談、経営相談等、その評判が各方面の方々へと広がり高く評価を頂き、112年を経て現在菱田幸雄が二代目を継承する。

二代目 菱田幸雄
昭和16年 初代 菱田正一の孫として岐阜県海津市に生を受け、2歳頃より祖父である菱田正一の膝の上で遊びながら易になじみ、大学卒業後社会の仕組み、成功と挫折、苦楽等を経験し昭和55年初代正一没後、菱田幸雄が先代の後を継ぎ現在に至る。
昭和404月 愛知大学 法経学部 法学科 卒業